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管理部門

社内の事業運営環境を整え
組織の活性化と人材の育成を支援

管理部門は人事・経理・法務・総務・情報サービス・経営企画等の専門機能を持った組織で構成されています。ものづくりや営業に直接関わることはないのですが、メーカーとしての「開発→製造→営業→開発…」というサイクルを、ヒト・モノ・カネ・情報という企業を運営するうえで欠かすことができないリソースの観点から下支えしています。
管理部門と言っても業務内容はさまざまですが、いずれの組織においても高い知識やスキルが求められ、その専門性を活かしてローランド ディー.ジー.のビジョン達成の一翼を担っています。

各部門の円滑な業務を支える

管理部門は人体に例えると「骨格」だと考えています。筋肉や血管があっても、それらを支える骨格がなければ筋肉や血管は役割を果たせません。それと同様に社内でも開発・製造・営業部門を支える骨格が必要です。その役割を担っているのが管理部門だと考えています。各部門が円滑に業務を進めるために職場環境を整えたり、また人材育成のための教育を行うなど、各部門の基礎となる部分を構築するための仕組みづくりを心掛けています。また、当社においては仕事の幅が世界にまで広がっており、グローバルに情報を共有することが不可欠となっています。そのため、どの国にいても同じ情報が共有できるインフラの整備にも取り組んでおり、日本と世界がひとつになって仕事ができる環境を社員に提供できるよう、日々取り組んでいます。
各部門の円滑な業務を支える

いざというときに会社を守る「免疫力」

管理部門の役割は骨格だけでなく「免疫機能」の役割も果たしています。災害などのリスクに対応できるようBCPの構築や、対外的なリスクを事前に防ぐための契約書の管理など、あらゆるリスクが発生してもそれに対応できる免疫力を強化しておくことで、安心・安全な事業運営ができると考えています。また、長期的に安心・安全な事業運営を提供するためには、定期的に免疫機能をチェックする必要があります。世の中の環境の変化に対応できるよう常にメンテナンスを行うことで、社員が安心して業務に取り組める環境を提供しています。管理部門の仕事は、目に見える成果や、すぐに結果を成果として残すことは難しいかもしれません。しかし、会社がどのような状況におかれても耐えることができる免疫をつくることは会社にとって必要不可欠です。いかなる場面でも会社を守る役割を担っていることが、管理部門の会社への貢献だと思っています。

グローバルな視点で社内インフラを改善

当社においてはますますグローバル化が進んでおり、これまでも日本の本社と海外の販売子会社との連携を図っていましたが、今後はさらなる統一化が課題であると考えています。そのため、私たち管理部門としてはさらなるインフラの改善を目標に課題解決に取り組んでいます。現在、各国の販売子会社では各自で売上等の数字を扱っており、さまざまなデータを集約して本社に報告を行っています。しかし、中には本社からは見えない数字などもあり、もっとデータを有効活用するために、各国が扱うデータの基となる数字を日本でも把握できるような仕組みづくりを考えています。そうすることにより業務の効率化を図り、日本の本社と海外の販売子会社との統一化につながると考えています。ただ当社の強みとして、各国の販売網のことは現地社員の方が詳しく、日本が介入することなく現地社員に任せているということがあります。このように、現地は現地に密着すべきところは今まで通り大切にし、統一化するところは統一するといった整理をすることにより、より一層強固な組織が生まれると考えています。