Roland DGを選んだ理由
実は、前職でもインクジェットプリンターに関わる開発業務に従事していました。仕事は楽しく生活も充実していたのですが、結婚を機に、地元でもある静岡に居を移すことに。インクジェットプリンターの仕事は面白かったので、もしかなうなら近い仕事をと思っていたところ、運命的に出会ったのがローランド ディー.ジー.だったんです。そして、この会社を知って感銘を受けたのが、新しい取り組みに貪欲に挑む「Co-Creation活動」。企業は挑戦をやめると置いていかれてしまうと考えていますので、歴史があるのに攻めの姿勢を崩さないこの会社には、これからももっと大きな可能性があると感じました。
現在の仕事
私の所属するDP市場開発技術ユニットは、新しい事業領域に向けた新製品の開発を行う部署です。当社で過去に経験の無いような新規のインクを使うなど、通常の製品とは異なる部分があるため、物性や技術的なデータを取り、量産立ち上げまでに必要な評価と、立ち上げに必要な諸々の準備を整えるのが私の役割です。当部署は小所帯なので前職よりも一人の担当範囲が広く、他部署の方への相談や、上司の合意形成など、いろんな方と進める仕事は増えました。でもその分、自分の判断裁量が増えたので、より伸び伸びと仕事ができているように感じます。将来的にはプリンターに限らず、新しい市場や新しい分野に向けた製品の実現を後押ししていきたいと考えています。
ものづくりの喜びを感じる瞬間
やはり、自分が担当した製品が無事にリリースされて、お客様の手元に届いたと聞くとうれしいですね。また当社の製品はお客様の可能性を広げる製品でもありますので、お客様から「今までできなかったことができるようになった」という声をいただいたり、新しい作品が生まれたりしているのを知ると、そのお手伝いができた喜びを実感しますね。
転職の前後で変化したこと
業務上での変化は前述した通りですが、プライベート面では元々こちらの出身なので、新生活にもすぐに慣れました。当社は残業が少ないことも、新しい暮らしのスタートを後押ししてくれました。通勤路の途中にはミカン・柿の農園や野菜の無人販売がたくさんあり、おいしい野菜や果物が手に入りやすいのは浜松北部の住まいでよかったと思える点です。休日には自宅から約30分で気軽に趣味のキャンプや山登りに出かけたり、自宅・会社から近い新東名高速道を利用して少し遠出したりと、浜松の生活を楽しんでいます。