幼少期から続いていた、
ローランドディー.ジー.への道のり

アプリケーションスペシャリスト G.N.
2023年入社 | セールス＆マーケティング部

製品開発

キャリア

ローランドディー.ジー.との出会い

私はアメリカ南部・ルイジアナ州出身です。私の家族は看板やサインの制作を中心とした印刷事業を営んでおり、私自身も小さいころからその環境に囲まれて育ちました。年に一度の超繁忙期でもあったスーパーボウル向け案件の賑わいや、父母の会社のデザイナーに習った知識でオリジナルのシールを作り、学校で自慢したのはとても大切な思い出です。
そんな私たち家族にとってローランドDGA（ローランドディー.ジー.のアメリカ現地法人）は長年のビジネスパートナーであり、ローランドディー.ジー.のブランドは“業界のリーダー”という印象だけでなく、“家族を支える特別な存在”として心に深く刻まれていました。
大学卒業後は「もっと新しい世界を見てみたい」と思い、JETプログラムに応募して日本へ。小・中学校の英語の先生として4年間を過ごしました。

転職のきっかけ

自然豊かで、地元の人たちも温かく、子どもたちとの毎日はとても楽しいものでした。ただ、同じ職場での4年目を迎えた時、ふと「このまま、ずっと教師を続けていくのかな？」という漠然とした問いが浮かびました。「自分のバックグラウンドをもっと生かせる場所があるのではないか」と考えるようになったんです。
ちょうどそのころ、ローランドDGAの方に「日本語も話せて、ローランドディー.ジー.のことを知っている。君の経験は日本法人でも生かせるはずだ」とアドバイスをしていただいたことが、当社で働きたいと考えるきっかけになりました。

現在の仕事

アプリケーションスペシャリストとして、DIMENSEやセラミック3Dプリンターといった、先端的かつ新しい市場への展開を目指す製品を担当しています。具体的には、これらの製品を駆使してさまざまなサンプルを作り、製品の使い方や応用例を営業スタッフや販売代理店に伝えることで、当社のプリンターの拡販をサポートする、提案活動が主な業務です。
私の担当している製品は、比較的新しいジャンルが多く、使い方も模索段階にあるようなプロダクト。だからこそ、自由な発想で、使い方を一緒に考えながら提案できる楽しさがあります。
特に印象に残っているのは、DIMENSEを使って壁紙のデザインを提案した時のことです。お客様が「こんなことまでできるの？」と驚き、目を輝かせてくださった瞬間は、まさにこの仕事の醍醐味だと感じました。

当社の魅力

もともと英語教師として日本に来たのに、今の仕事のほうが英語を使う機会が多いというのは、自分でもちょっと面白いと思います（笑）。ローランドディー.ジー.はグローバルに展開している会社で、社内の資料も英語が多く、海外のグループ会社とも頻繁にやり取りがあります。国内のミーティングでも、英語が必要になる場面はたくさんあります。
とはいえ、日本語でのコミュニケーションもとても大切です。私自身、日本語はまだ完璧ではありませんが、周囲の人たちはとても協力的で、必要に応じて英語に切り替えてくれたり、丁寧に説明してくれたりします。そうした職場の雰囲気には、本当に助けられています。
そして最近あらためて思うのは、子どものころに家族の仕事を手伝いながら印刷に触れていた経験や、日本で教師として“どう伝えれば相手が理解してくれるか”を考え抜いた時間が、今の仕事にすべて生きているということです。自分の背景や強みをフルにかつ生かせるローランドディー.ジー.の仕事は、まさに「天職」だと感じています。

message

“ものづくりが好きな人”なら、きっと輝ける

私は、誰かのアイデアや想いがカタチになる瞬間に立ち会うのが大好きです。そして、それを可能にするローランドディー.ジー.の製品は、本当にパワフルなツールです。海外で働くことに特別な興味はなかった私が、今、日本で新たな挑戦に夢中になれている。そんな道を歩めたのは、この会社に出会えたからこそだと思っています。
私と同じように、「ちょっと異なるキャリアからの挑戦」でも、きっと大丈夫。自分の可能性を試したい方にこそ、ぜひチャレンジしてほしいと思います！