製品開発 Y.K.

求めたのは自由なものづくり。
挑戦を楽しめる環境がここにある

製品開発 Y.K.
2019年入社 | 開発推進室 プロデューサー

製品開発

キャリア

転職のきっかけとローランド ディー.ジー.を選んだ理由

前職までは、主に工場向け製品の設計に携わっていましたが、「より自分のアイデアを生かした設計がしたい」「ユーザーに近い製品開発がしたい」という想いが強くなっていきました。転職を意識したのはちょうど40歳になるころ。管理職の道へ進むよりも、設計者としてものづくりに深く関わり続けたいという気持ちから、キャリアの再構築を図ることを決意しました。
「単身赴任もいとわない」という覚悟で、東京から名古屋までさまざまな企業を検討する中、とある企業に心が決まりかけた翌日に出会ったのがローランド ディー.ジー.です。もともと3Dプリント技術への関心が強かった私にとって、当社の事業が魅力的に映ったのが注目したきっかけでしたが、入社の決め手になったのは「Co-Creation(共創)」という、当社独自の考え方。お客様の要望に寄り添いながら製品を作り上げていくという姿勢に、強い共感を覚えました。

現在の仕事

製品プロデューサー兼技術ユニットのマネージャーとして、製品の企画から開発、量産までのプロジェクトを統括しています。プロジェクト全体のスケジュール策定や関係部門との連携はもちろん、自らもエンジニアとして手を動かしながら、製品づくりの最前線に関わっています。
プロジェクトを推進する上で意識しているのは、業務を「任せっぱなし」にはせず、チームと一緒に手を動かし、伴走すること。新しい技術についても、自分自身でしっかり理解し、納得できる状態で製品に反映することを意識しています。管理職としては、現場から一歩離れたチームを俯瞰すべきという考え方もあるかと思いますが、私には、まず“エンジニア”でいられる、現在のスタンスが合っているようです。

当社だからできた挑戦

印象深いのは、初めてプロデューサーを務めた新製品の立ち上げです。これまで産業用途に限られていた特殊な印刷技術を、プリントショップなどでも手の届きやすいサイズのプリンターに落とし込み、ポスターやPOPなど幅広い用途へと展開できる製品を目指したもので、約2年前に開発をスタートして、先日ついに生産が開始されたところです。製品プロデューサーとして、仕様決定から開発全体のディレクションまでを担当し、プロジェクトメンバー、各部門と協業しながら進めてきましたが、この体験は入社前に感銘した「Co-Creation(共創)」そのものと言えるでしょう。
同時に、この経験を通じて強く感じたのが、技術者に自由と責任を託してくれる風土の存在です。やりたいことに本気で向き合えば、しっかり応えてくれる。そんな環境が、ここにはあります。

転職前後で変わったこと・当社の魅力

以前は「言われたことをこなす」仕事が中心でしたが、今は「自分で考え、自分で決める」スタイルへとシフト。製品づくりの最上流から関わることで、ものづくりの醍醐味をじかに感じられるようになりました。一方、マネージャーとしては若手が純粋にスキルアップに使える時間が確保しづらくなっていると感じていることもあり、組織として育成環境の整備にも注力していきたいと思っています。
プライベート面では、休日出勤がなくなったことでしっかりとリフレッシュできるようになりました。実は静岡市在住なので入社前は通勤の負担が気がかりでしたが、6年たった今は、会社に来るのが毎日楽しみで仕方ありません。
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エンジニアのさまざまな夢。それを実現できる会社です。
製品開発の現場では、何度も「これは本当に実現できるのか」という瞬間が訪れます。しかし、「最初に思い描いた価値を届けたい」という想いを信じ、チームで粘り強く進めた結果、数々の壁を乗り越えることができました。これは私一人の力ではなく、チーム全体で成し遂げた成果です。こうしたプロジェクトに携われたことに、ものづくりのやりがいを改めて感じました。
製品をつくること。それ自体が楽しい──そう感じられる方にとって、ローランド ディー.ジー.は理想的な職場です。エンジニアであれば、スペシャリストとして技術を極める道も、プロデューサーとして全体を統括する道も用意されています。
お客様が見える製品づくりに携わりたい方、技術で世界に驚きを届けたい方──そんな想いを持つ方は、ぜひここで自分の可能性に挑戦してみてください。

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