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【第3部】

ローランド ディー.ジー.の
選考で思い出すことは？

（Y.K.）SPIと作文と面接があったんですが、どれも反省点が多かったですね。特に面接はめっちゃ緊張しました！というのも、実は僕は成績の問題で先生から「ローランド ディー.ジー.はちょっと難しいかもしれないぞ」って言われていた時期があって、同級生に推薦枠を取られちゃうかもしれなかったんです。でも「落ちてもいいから受けたい」ってずっと第一志望を変えなくて。結局推薦を受けることはできたんですけど、背伸びをしている感じもあったんで、落ちたらどうしようって（笑）。

（Y.M.）どんな質問されたか覚えてる？

（Y.K.）「みんなの間では、何が流行してるの？」って聞かれたのは覚えてるな。よくあるような質問じゃなくて、その場の流れで質問されるようなことが多かった気がする。

（Y.M.）やっぱり！僕の時もそうで、事前にやった想定問答のような練習はあまり役に立たなかった。模範的な回答よりも、その人がちゃんと自分で考えて、自分の言葉で話しているかどうかを見られているような気がした。

（A.M.）私も結構事前に面接の練習をやっていて、聞かれそうなことやそれに対する答をノートに書いていたんですよ。で、それを暗記して準備万端と思っていたんですけど、実際の面接では予想していなかったことばかり聞かれて…（笑）。それで思ったのが、Y.M.さんも言うようにあまり事前に準備しすぎないこと。それより大切なのは、自分がこれまでにどんなことをしてきたのか、それに対してどう思うかちゃんと振り返っておくこと。そうやって自分自身を理解しておけば、どんな質問が来ても焦らずに済むと思います。

（M.K.）私は人と話すのは自信があったので、あえてそういう練習はしなかったんです。それが功を奏したかはわからないんですが、特に質問で詰まったりはせずに済みました。でも、私も最後にY.K.さんも言っていた「今、何がはやっているの？」って質問をいただいて、それはさすがに即答できませんでした。「え、なぜこの場でそんな質問を!?」って感じで頭真っ白になっちゃって、それまでのいい感じだったのに焦ってしまって何も出てこなかった。平常心って大切なんだなって痛感しました（笑）。

（Y.K.）あと作文については、あらかじめお題が出ているので、何を書くか余裕を持って考えてきたほうがいいです。その場の思いつきで書くと、面接で痛い目に…。

（M.K.）そう！作文の内容についても、結構細かく聞かれるんですよね。私の時は「君は工作についてこう書いているけど、その他にはどう思ってる？」という質問があって、ちゃんと答えることはできたんですけど、ちょっとビックリしました（笑）。

（Y.M.）面接にしろ作文にしろ、自分が普段思っていることややっていることを、ちゃんと人に説明できるかが大切なんだよね。これから選考を受ける人たちには、ぜひ僕たちの経験を糧にしてほしいな。

第4部へ続く

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